ニューフェイス新型PUMAシリーズ
PUMA LWB(プーマ ロングホイールベース)シリーズは、185-240の3モデルから構成されています。
エンジン
排ガス規制StageVをクリアした最新の6気筒6.7Lエンジンを搭載。すべてのエンジンは、最大46%のトルクライズを生み出すことができます。この余裕ある設計により、高負荷でエンジン回転数が低下してもトルクを上げることができます。オプションのエンジン排気ブレーキは、フットブレーキの使用を最大30%削減することで、ブレーキの摩耗を減らします。
トランスミッション
トランスミッションはFPS(18x6 フルパワーシフト)とCVX(無段変速CVT)の2バージョンがあります。
CaseIHは、90年代半ばにトラクターメーカーとして初めて4レンジ可変ミッションの設計を開発しました。それから20年以上の間に培われた経験により、エンジニアはこの革新的な技術を絶えず改良し、スペックアップしてきました。
CVXDriveはAPMによる自動制御を行い、エンジン回転数を最小限に抑制することで、静粛性と燃費効率の向上をもたらします。
標準装備のアクティブホールドコントロールは、ブレーキとクラッチ操作なしで、トラクターを傾斜地でホールドすることができるので、安全性が向上します。
キャブ
無限の可能性を秘めたAFS PRO 700 Plus
カスタマイズ性能が格段に向上した新しいAFS PRO 700 Plusモニターは、すべてのトラクター機能の概要を提供します。
最大12個のメインパラメーターを選択し、この保存されたクイックアクセスメニューから、必要に応じてすぐに呼び出すことができるようになっています。
統合されたISOBUSコントロール
AFS PRO 700 Plusモニターは、作業機操作を可能にするISOBUSに対応し、最新のトラクター/作業機のインターフェイスとなります。
これにより2台目のモニター設置の必要性がなくなります。
油圧・作業機制御
PUMAの高度な油圧システムは、最大170L/分の大容量油圧ポンプで制御され、最大8つの電子式リモートバルブと10.5tのリヤヒッチ持上揚力を備えています。パワービヨンド接続が利用できるため、油圧流量を大量に必要とする特殊な作業機を効率的に操作することもできます。
AFS PRO 700 Plusモニターの油圧流量とタイマー設定
PTO
4速リヤPTO(540/540E/1,000/1,000E)が標準装備されているため、一般的な作業機要件に適応できます。
ECO PTOはエンジン回転数を抑えることで、低燃費と静粛性を実現した上で、これまで通りの作業が可能になる機能です。
あらゆる地形に対応
PUMAのオート4WDおよびデフロックシステムは、必要に応じて自動的にオンとオフを切り替えて、最小限のホイールスリップと最大限の接地面を確保します。
標準装備のライドコントロールシステムにより、重い直装作業機を搬送する際にも揺れを最小限に抑制します。